週休3日制、4日制の世の中へ

数年前に日本IBM社が全社員対象に週休3日制、週休4日制を導入しています。週休3日もしくは5日勤務だが勤務時間を60%とする人は、給与を50%に、また、週休4日もしくは5日勤務だが勤務時間を80%とする人は、給与を70%に…という制度概要のようです。

これは、すごくいい制度だなと思います。
世の中、月曜日から金曜日まで、朝早くから夜遅くまで働きたい人ばかりではない筈ですよね。ワークライフバランスを考える議論の中で、さらに踏み込んで、ワークシェアリングを積極導入する企業がもっと増えてもいいのではないかと思います。

こういった新しい働き方が広がれば、最近話題のノマドのようなワークスタイルのように会社を辞めてフリーランスにならなくても、会社に所属しながらも、仕事以外の時間で有意義な人生を過ごせるのでは…。

定年までは、会社に人生を捧げ、退職後は働かず趣味に生きるというように、ずっと働くか、ずっと働かないかの2者択一の生き方ではなく、バランスの取れた働き方が定着すれば、60歳後ももっと働こうと
思えるし、過労問題の解決手段になると思います。私たち若い世代は、今後、年金受給年齢の引き上げが予想される中での問題の解決にも繋がるかもしれません。